糖質制限でダイエットできるってホント?効果的なやり方って?
一週間で結果が出せると話題の、糖質制限ダイエット。
チャレンジしている方も多いようですが、実際に一週間で満足できる結果が出せない方も。
糖質制限ダイエットは、やり方を間違えると、なかなか結果が出ないダイエット法なのです。
そこでここでは
- 糖質制限でダイエットできる?
- 糖質の少ない食材って?
- 避けたい食材は?
- 炭水化物抜きダイエットとの違いは?
- 一日の摂取量って?
- 注意する点って?
という方に向けて、糖質制限のダイエット効果についてまとめてみました!
どこか参考になれば幸いです!
目次
糖質制限でダイエットできるってホント?
血糖値の上昇を抑えるので、太りにくい体にしてくれます!
糖質を多く摂取すると、体内で血液中の血糖値が急上昇しますが、これが太る原因と言われています。
つまり、摂取する糖質を制限する事で、この血糖値の上昇を抑え、太りにくい体へと導くのですね。
また、糖質を摂取すると体内でブドウ糖となり、糖エネルギーに変換されて運動によって消費されます。
この時、運動によって使いきれなかったブドウ糖は、中性脂肪へと変化して、体内に蓄積されていきます。
これもまた、太る原因のひとつです。
摂取する糖質を制限する事によって、この太る原因が取り除かれますので、効率的なダイエットが行えるようになるのです。
糖質の少ない食材ってどんなの?
ダイエットに不向きと思われる肉は、すべてOK!
ダイエット中は肉を避けている、といった方も多いと思いますが、肉に含まれている糖質はごく僅か。
糖質制限ダイエット中は、積極的にお肉を食べるようにしましょう。
ただ、肉と言っても、脂身の多い部位は、健康面から見ても避けたいですね。
牛、豚、鳥と、どれも良質なタンパク質が含まれていますので、好きなものを食べてください。
また
- 魚
- 卵
- 大豆製品
- 葉物の野菜
- きのこ
- 海藻
といった食材は、糖質が低いと言えますので、たっぷりと食べて大丈夫です。
その際、注意して欲しいのが、味付け。
醤油などの調味料には、思っている以上の糖質が含まれています。
健康的な魚も、煮魚にしてしまうと、急激に糖質がアップしてしまうので、注意してくださいね。
水菜、ほうれん草、小松菜といった葉物野菜には、豊富な栄養が含まれていますので、たっぷり食べる事で、健康的なダイエットを行う事ができますよ。
糖質制限で避けたい食材って?
なんと言っても、ご飯、パン、麺類です!
主食となる、ご飯、パン、麺類には、糖質がたっぷりと含まれていますので、原則として糖質制限ダイエットでは、NGとなる食材です。
とは言っても、主食ですし、どうしても食べたいですよね。
そんな時は、ご飯であれば玄米、パンであればライ麦や全粒粉のパン、麺であれば豆乳麺といったもので、我慢してください。
また、野菜と言っても、じゃがいもといった芋類は、糖質の塊と言っても過言ではありません。
糖質制限ダイエット中であれば、できる限り食べないようにしましょう。
他にも
- シリアル
- 小麦粉
- 砂糖
- ハチミツ
- トウモロコシ
- バナナ
といったものには、糖質が多く含まれていますので、注意が必要です。
糖質制限でダイエットに成功した芸能人って?
石田えりさんは、3ヶ月でウエスト-15cm、体脂肪率17.8%を達成!
56歳になってもダイエット可能!と言う事を教えてくれた、女優の石田えりさん。
糖質コントロールと運動によって、たった3ヶ月で結果を出す事に成功されています。
糖質制限ダイエットでは、一日に摂取する糖質の量をコントロールする事がポイントとなりますが、それだけでこれだけの結果が出せるなんて、スゴイですよね。
他にも
- 中谷美紀
- ローラ
- 秋吉久美子
- ダレノガレ明美
- 小森純
- 鈴木蘭々
- 山本耕史
- GACKT
- 徳井義実
- 福山雅治
- 玉木宏
といった方々も、炭水化物を控えて、一日に摂取する糖質をコントロールされています。
炭水化物抜きダイエットとの違いって?
糖質制限ダイエットでは、食物繊維を摂取します!
糖質制限ダイエットと炭水化物抜きダイエットは、とてもよく似ています。
それは、炭水化物の中に糖質が含まれている為、炭水化物を制限する事は、自然と糖質を抜く事に繋がるからです。
また、食後の血糖値の上昇を抑え、体内でブドウ糖が脂肪として蓄積されないようにする事も、同じですね。
けれど、炭水化物は「糖質+食物繊維」ですので、厳密には異なるダイエット法だと言えます。
炭水化物の中には食物繊維が含まれている為、食物繊維も抜く事になるのですが、糖質制限ダイエットでは、積極的に食物繊維が摂取できるのです。
食物繊維は便秘の改善や、デトックス効果があり、ダイエットにとても効果的な栄養素。
その為、炭水化物抜きダイエットよりも、食物繊維が摂取できる糖質制限ダイエットの方が、効率的にダイエットできる、と言う訳です。
特に、日本人は食物繊維が不足している、と言われていますので、炭水化物抜きダイエットよりも糖質制限ダイエットがおすすめですね。
一日の糖質摂取量ってどれくらい?
一日あたりの糖質摂取量は、20g~130gまでの範囲!
糖質制限ダイエット、と言っても、厳しいものから緩いものまで、やり方は様々です。
その為、摂取量の範囲も、このように差が大きいものになっています。
もちろん、厳しく制限する事によって、ダイエット効果もより早く実感できるようになりますが、体調を崩してしまっては意味がありません。
また、現在の体型や痩せるまでの期間、初心者か経験者かによっても、目安量は変わってきます。
具体的には、少しでも短期間に痩せたいのであれば、一日20g~60g程度摂取する、スーパー糖質制限。
比較的負担を少なくしたければ、一日70g~100g程度摂取する、スタンダード糖質制限。
初心者であれば、一日110g~130g程度摂取する、プチ糖質制限。
といった感じです。
プチ糖質制限であれば、楽に続ける事ができますので、じっくりと時間をかけてダイエットしたい、といった方におすすめですね。
一日あたりの糖質摂取量が50gを超えてしまうと、ダイエット効果を得るまでに時間がかかりますので、この点は覚えておいてください。
糖質制限は、毎日の食事の内容に関係します。
早く自分に適した量を、見つけるようにしてくださいね。
どれくらいの期間続ければいい?
本当のダイエット効果が得られるのは、一週間を過ぎてから!
糖質制限ダイエットは、短期間で効果が得られるダイエット法でもあります。
その為、一週間で2kg減量した、といった方も少なくありません。
けれど、実は最初の一週間は、代謝の切り替え期間になりますので、実際には脂肪が減って体重が軽くなった訳ではなく、体内の水分が排出されたせいだと思っていいでしょう。
糖質制限ダイエットの効果が実際に出てくるのは、だいたい二週間目以降からです。
つまり、最低でも二週間は糖質制限ダイエットを続ける必要があります。
そんなに長い期間、お米やパンを我慢できない、と思われるかもしれませんが、二週間も糖質制限を続けていると体も慣れて、あまりお米やパンを食べたい、と思わなくなるものです。
最初から厳しい糖質制限をして挫折するよりも、緩い糖質制限を無理なく長く続けた事が、リバウンドの心配もなく、確実にダイエットする事ができるでしょう。
注意する点ってある?
極端に糖質をカットすると、体調不良になる心配も!
現代人は糖質過多と言われていますので、多少糖質をカットしても、問題はありません。
ただ、どうしても早くダイエットしたくて、極端に糖質をカットする食生活を続けていると、反対に糖質が不足してしまう可能性があります。
糖質は、運動をしたり、何かを考えたりする為のエネルギー源です。
その糖質が不足してしまうと、体が動かなくなったり、頭の回転が悪くなったりして、日常生活にも支障がでてきます。
最悪、体調不良で倒れてしまう危険もあるのです。
疲れやすくなったり、頭がボーとしたりした場合には、多少糖質の量を増やすようにしてください。
また、糖質だけをカットしても、運動しなければカロリーは消費されません。
食事として摂取したカロリー分は、運動によって消費させないと、いくら糖質をカットしてもダイエットできません。
糖質制限ダイエットは、必ず運動とセットで行うようにしてくださいね。
糖質制限ダイエットのまとめ
これまで、糖質制限のダイエット効果についてお話してきましたが、簡単にまとめると、
- 太りにくい体になる
- 短期間で効果が得られる
- 肉も魚も卵も食べてOK
- 食物繊維も摂取できる
- 緩い糖質制限ならかなり楽
- 最低二週間は続ける
といった感じになります。
糖質制限ダイエットは、糖質の量をコントロールするだけで、食べる量を減らすような空腹になるダイエット法ではありませんので、食材さえきちんと選べば、無理なく続けられるでしょう。
特に、肉が好きな方には、おすすめのダイエット法ですね。
糖質を制限し、しっかり食べて運動する事で、徐々に体重も落ちてきますよ。