バレエでダイエットできるってホント?効果的なやり方って?
筋肉もしっかりついているのに、華奢なイメージのあるバレリーナ。
まさに、理想のボディラインとも言えますね。
そんな、女性の憧れのボディになれると、最近バレエダイエットが人気となっています。
そこでここでは
- バレエでダイエットってできる?
- 基本的な動きって?
- 消費カロリーは?
- レッスンが必要?
- 注意する点は?
- 寝たままでもできる?
という方に向けて、バレエのダイエット効果についてまとめてみました!
どこか参考になれば幸いです!
目次
バレエでダイエットってできる?
バレエは全身運動なので、ダイエット効果が高い!
優雅な動きのイメージがある、バレエ。
けれど、実は普段使っていない筋肉もフルに使う、全身運動なのです。
だから、脂肪燃焼効果も高く、更に、基礎代謝もアップしていきますので、痩せやすい体をつくってくれます。
また、バレエは体の柔らかさも重要となりますが、これが筋肉の柔らかさとなって、血液の循環をよくしてくれるのです。
血液の循環がよくなれば、体内の老廃物の排出もスムーズになりますので、代謝もアップしますよね。
また、太って見える原因のひとつである、「むくみ」の解消にも効果が期待できます。
正しい姿勢に矯正してくれるバレエは、ダイエットはもちろんですが、背中の曲がっている現代女性にもおすすめですよ。
基本的な動きって?
まずは、基本の足の位置を覚えましょう!
バレエダイエットと言うくらいですから、当然バレエの動きが基本となっています。
その際に覚えておかなければならないのが、足の動きです。
バレエ立ちには
- 1番ポジション
- 2番ポジション
- 3番ポジション
- 4番ポジション
- 5番ポジション
までの足の動きがあり、順に
- 両脚をピタッとつけて直立の状態から、両方のつま先だけを外側に180度開く
- 1番ポジションの状態から、かかとを肩幅と同じ位に開く
- 1番ポジションの状態から、片足を前に出しかかとを反対の足の土踏まずにつける
- 1番ポジションの状態から、片足を足の横幅1つ分くらい前に出す
- 1番ポジションの状態から、右足のかかとと左足のつま先をつけクロスする
となります。
バレエをやった事がない方は、イメージし難いと思いますので、YouTubeの動画を紹介しますね。
【大人のバレエ未経験者向け】1番から5番まで連続で説明
この時、おなかが前に突き出たり、背中が曲がったりしないように、注意してください。
膝が真っ直ぐな状態になっている事が、理想です。
消費カロリーってどれくらい?
1時間で250キロカロリー!
消費カロリーは、運動する方の体重や筋肉の付き方、また運動の内容や量によって大きく変化します。
そうは言っても、やっぱりバレエでどれくらいのカロリーが消費されるのか、知っておきたいですよね。
参考程度ですが、バレエ教室で、体重が50kgの女性のバレエ消費カロリーを紹介します。
- 20分で83.3キロカロリー
- 60分で250キロカロリー
バレエのような優雅な動きでも、結構なカロリーが消費されている事が分かると思います。
ただ、これはあくまでも参考程度ですので、同じバレエダイエットでも、どんな動きをするかによって、数字は変わっていきます。
バレエでダイエットに成功した芸能人って?
ナタリー・ポートマンはで9kgの減量に成功!
ハリウッド女優のナタリー・ポートマンは、バレリーナを演じる為、1年に及ぶバレエの特訓によって、9kgの減量に成功しました。
もちろん、運動はバレエだけではなかったようですが、それでもバレエは猛特訓したそうなので、バレエのダイエット効果は大きかったと思います。
また、
- アリアナ・グランデ
- ミランダ・カー
- キャンディス・スワンポール
- リリー・オルドリッジ
等も、ダイエットにバレエを取り入れています。
日本では、
- 神田うの
- 米倉涼子
- 小西真奈美
- 神戸蘭子
といった方々がバレエ経験者で、ダイエットの為にも続けているようですね。
小西真奈美さんの小顔は、バレエによって体全体の筋肉を鍛えているから、とも言われています。
もしかしたら、小顔効果もバレエにはあるのかもしれません。
スタジオでレッスンしないとダメ?
どうしても時間がないなら、自宅でも大丈夫!
バレエダイエットは、バレエの動きが基本となっていますので、バレエが全く分からない方には、少々ハードルの高いダイエット法かもしれませんね。
その為、やはり最初は、バレエ教室やスタジオできちんとレッスンを受ける事をおすすめします。
いきなりハードなレッスンではなく、入門クラス、初級、中級とステップアップしていきますので、初心者の方でも心配ありません。
ただ、時間がない、費用をかけたくない、近くにスタジオがない、といった方も多いでしょう。
また、ダイエットが目的であって、ちゃんとレッスンは受けなくてもいい、といった事もありますよね。
最近では、基本的なストレッチや呼吸法を教えてくれる、初心者向けのバレエレッスンDVD等もありますので、それらを参考にしてみてください。
また、
【バレエダイエット】たった3分でほっそり!! + 姿勢を良くする方法
竹田 純 バレエエクササイズ
といった、動画も是非、参考にしてみてください。
部分やせってできる?
気になる部分が引き締まる!
バレリーナの、しなやかに伸びた手足と、キュッと引き締まったボディ、憧れますよね。
けれど、バレリーナの動きは、そんなに激しいものではありません。
なのに、美しく痩せる事ができるのは、バレエの動きによって、インナーマッスルを鍛える事ができるから。
バレエの優雅な動きは、普段使う事のない筋肉を使って動かしている為、インナーマッスルが鍛えられていくのです。
もちろん、この動きによっては、気になっている部分の筋肉を鍛えて、痩せる事も十分可能となります。
具体的な動きの動画を、紹介しておきます。
お家でできる簡単バレエエクササイズ 美脚編
短くて簡単に実践できます。
注意する点ってある?
基本の姿勢を常に意識!
バレエの基本でもある、バレエ立ち。
上記でも説明した
- 1番ポジション
- 2番ポジション
- 3番ポジション
- 4番ポジション
- 5番ポジション
の事ですね。
これが、真っ直ぐになる事が重要です。
自分の感覚では真っ直ぐであっても、実際の姿勢はズレている事が多い為、他の人にお願いしたり、ビデオでチェックしたりして、確認してください。
また、どんな運動でもそうなのですが、ウォーミングアップは欠かさずに行いましょう。
特に、バレエの動きは、普段動かしていない筋肉を使いますので、ストレッチは念入りに行います。
ストレッチで体を柔軟にする事が、怪我の防止や、スムーズな動き、またダイエットに繋がります。
寝たままでもバレエダイエットってできる?
寝た状態でできるのが、フロアバレエエクササイズ!
バレエのポーズは独得で、立ったままの姿勢だと、バランスが取れなかったり、指定された動作ができなかったりする事があります。
そんな方は、フロアバレエエクササイズがおすすめです。
フロアバレエは、バレエの基礎レッスンを床に寝たり座ったりして行う、と言うもの。
バランスを取るのが難しい方も、これならできそうですよね。
参考の動画としては、
フロアバレエ&ストレッチ
といったものがあります。
ちなみに、下腹を引き締めるパッセのフロアバレエエクササイズは
- 仰向けに寝る
- 両ひざを90度に曲げて立たせる
- 手は体に沿って真っ直ぐ置く
- ひざを曲げたまま、ももを胸に近づけるように右足を上体に引き寄せる
- つま先が天井に向くように、右ひざを伸ばす
- 上にあげた足が、床に対して垂直になる位置でキープ
- 足を上げたまま、右足首を曲げる
- 足首は90度に曲げ、ひざは真っ直ぐの状態のまま、右足を床スレスレの位置まで降ろしてキープ
のように行います。
バレエダイエットのまとめ
これまで、バレエのダイエット効果についてお話してきましたが、簡単にまとめると、
- 全身運動ができる
- 他の運動では鍛えられない箇所の筋肉が鍛えられる
- 基礎代謝がアップする
- 消費カロリーが高い
- 部分やせができる
- ゆったりとした動きで痩せられる
といった感じになります。
バレエダイエットは、筋肉を鍛えると言っても、ムキムキとした筋肉がつく訳ではありません。
インナーマッスルを鍛え、見た目が美しく見える「バレエ」の筋肉をつけてくれます。
有酸素運動でもある、バレエ。
少しでも興味があったら、ぜひダイエットとしてチャレンジしてみませんか。